社会福祉法人 聖愛会の理念

   共存共生

 

 住み慣れた地域で生活を継続することができるように

 

 私たち聖愛会の拠り所は言うまでもなく、弘法大師空海であります。
お大師様は、その教えの目的を衆生利済(福祉)と位置づけ、自らの理念を済世利民と共利群生という言葉で表されています。


 済世利民は、統治者たるもの(聖人、君子)は世を救い民を利さなければならないという優れた統治者(指導者)への訓戒が済世利民であり、同時に真の衆生利民(福祉)は共利群生の思想に依らなければならないと説かれています。

 

 共利群生とは福祉受けるもの授けるものが主と従、従と主の分け隔てなく共に群生(人々)を利することであります。


 このお大師様の教えが我々聖愛会の理念であり、授ける者と受ける者のそれぞれの責任や存在を認めあい、人と人、人と自然、そして人と歴史(伝統・文化)の共存共生(共助)でき、利用者様に安心と幸せを与えられる施設を目指します。